国際協力推進員が“おおいたでがんばるOB・OGたち”を追っかけ、
レポートします。
エクアドルに青年海外協力隊の小学校教諭として派遣された末松OBは現在大分市内の小学校で講師として働いています。
エクアドルの時は雲より高い山頂にある小学校まで毎日1時間歩いて通勤していたそうで、家から車で10分の小学校に通う今の生活にはもしかしたらまだ慣れ切っていないのかもしれません。「今も教室にはエクアドルの写真を飾ったり、時々授業でエクアドルの話をしたりしています。子どもたちはかなり興味を持っていろいろと訊いてきますよ」と話す末松OBの先生ぶりが浮かぶようです。さすがに小学校まで押し掛けられず、今回は出前講座で人生の先輩方を相手に話す末松OBの姿をご紹介します。末松OBが着用している上着は、エクアドルで愛用されるリャマの毛で作られたポンチョです。
後日談ですが、講座後には受講者の皆さんからは「末松さんにはぜひこれからも大分の子どもたちに素晴らしい経験を語り続けてもらい、世界に目を向ける子どもたちを育ててほしい」というエールが送られていました。
JICA大分デスク川崎