国際協力推進員が“おおいたでがんばるOB・OGたち”を追っかけ、レポートします。
冬の寒さにギュッとうま味をため込んだみかんを、日出の大地で愛情いっぱいに育ててているのは、鈴木OBと鈴木OGのご夫妻です。鈴木さんご夫妻は青年海外協力隊としてタンザニアで活動されました。帰国してしばらくの後、鈴木OGの故郷である大分県で美味しいみかんを育てることになりました。特にみかん栽培に精通していたわけではないお二人は、最初のころは手探り状態での農業だったそうです。
「みかんは自家受粉する植物で、人の手を介さなくても自然に交配して実をつけてくれるから素人にもできた」と笑って話す鈴木OGでしたが、広大なみかん農園を維持するのは本当に大変だったようです。どうしたら美味しいみかんを作れるのか、情報収集しては挑戦する日々を繰り返します。キズのついたみかん、規格サイズ外のみかん、色づきの良くないみかんは安価な価格で加工品に回される現実です。みかん栽培を始めて7年目。今年の春には沢山の苗木も植えて、新しいみかんを育てる準備も着々と進めています。お二人の愛情が通じるのか、鈴木ご夫妻の農園では今年のみかんも果汁をいっぱいため込んでたわわに実っています。
「今月は休む暇なく収穫作業しなければ・・・」と気合いを入れて収穫作業に励むお二人を見ていると、自然と調和しながら地元に根付いて生きることの意味を深く考えてしまいました。「みかんの季節です。ビタミンCが豊富なみかんを食べて、寒い冬も元気に乗り切って頂ければ嬉しいです」
JICA大分デスク川崎

